1995-03-28 第132回国会 参議院 厚生委員会 第7号
一九八八年の社会労働委員会、同じく国保改正案が審議されたときに、我が党の沓脱タケ子議員がこの委員会で質問をしております。「国保運営の特に赤字の保険者が急増したというのはいつごろからですか。」
一九八八年の社会労働委員会、同じく国保改正案が審議されたときに、我が党の沓脱タケ子議員がこの委員会で質問をしております。「国保運営の特に赤字の保険者が急増したというのはいつごろからですか。」
そういうような状況の中で、やはり一つには今回の国保改正案の内容になっております保険基盤安定制度の活用によりまして市町村間の財政力の格差、これは一つには所得水準を反映している面があると思われますので、そういうところに重点的に対応を考えていく。
反対の第一の理由は、今回の国保改正案は、二年間にわたる暫定措置であり、地方負担の増加分は全額補てんするので地方への責任転嫁ではないと政府は言っていますが、国庫負担を削減し、地方の財政負担を恒常的にふやしていく道を開くものであります。国民健康保険は国民皆保険の中核をなすものであり、国が責任を持って改善と安定化を図るべきものであります。
今回の国保改正案は、国保の目的を充実する方向とは逆の改革としか理解できません。 私は、今回の法改正に反対の意見を明らかにいたしまして陳述を終わります。 ありがとうございました。
今回の国保改正案は、国と地方が一体となって取り組んでいく仕組みを導入するということでございまして、もちろん、暫定措置だということで、地方負担の増加は全額補てんをしているから地方への責任の転嫁にはならない、こう厚生省は言っているわけでございます。
結局私の考えておりますような医療保障体制と医療供給体制の実現は夢のような遠いかなたのことと考えられるかもしれませんけれども、私は、現在の国保改正案が医療保険の一元化に向かってのいろんな条件の整備であると言われることがどうもぴんとこないし、そしてやはりすべての国民が基本的な人権として生存権を持ち、また病気になったときったとき、けがをしたときには、どこででも、だれでも、医療というものにかかれるようなそういう
○中西珠子君 今おっしゃったところはよくわかったんですけれども、例えば、今度の国保改正案の中に、医療費適正化プログラムというのがありますね。 地域については、医療費が非常に高いところを指定市町村にして、そして安定化計画をつくらせる。
それで、現在審議しております国保改正案の中で保険財政基盤安定化制度ということで都道府県、それから市町村、そして国ということで公費負担というものをお考えになっていて、それはまあ結構なんですが、結局、一番国庫の負担が減るわけで、そして地方は新たに負担がふえてくるわけです。
初めに、今回の国保改正案でございますが、これは単に国民健康保険を改正するというだけではなしに、関係する諸文書等の内容によりますと、今回の改正というのはずっと一連の医療体系を変えていくための一つの位置づけになっているように思うわけでございます。 そういう点で、今回の国保改正についての位置づけについてまずお伺いをしておきたいと思います。
(拍手) 今回の国保改正案も、医療費の増大を背景に、国保事業の運営の安定化を図るために提出したとの趣旨説明がありました。六十一年度決算によれば、全国三千二百七十市町村の一〇%強に当たる三百三十七市町村が赤字を出し、その総額は初めて一千億円を突破し、史上最悪の一千二百四十五億円に達しております。
地方財政の危機打開のためにも、国民皆保険制度と国民の医療を受ける権利を守るためにも、新たな負担増を押しつける国保改正案は撤回、国庫負担率をもとに戻すべきでありますが、総理の答弁を求めるものであります。(拍手) 第四に、国有地の払い下げの問題であります。
そこで、この国会に国保の改正案が出れば、その節またお伺いはいたしますが、ただいまお聞きしたいのは、国民皆保険を推進するということをまあ基礎に考えて、そのために一体国保の改正をどのようにもっていけばいいかということを考えたとき、厚生大臣が、今国会に提出されるであろうところの国保改正案の中で、直接国民皆保険に寄与する点がございますならば、こういうことで国民皆保険の推進になるような改正をしたいと思われる点